2011 年 04 月

高齢者の湿疹と痒み

 今日は岩手県山田町から高齢者の湿疹と痒みについて、ご家族の方からの電話相談がありました。

 担当者が状況を確認すると、ご本人は震災や治療の成果の見通しの立たない病院通いを精神的にも疲労していて、それを見かねたご家族が代わりに電話をしてきた、とのことです。

 支援ネットは医療機関ではありませんし、ましてや電話では症状を確認することはできません。。。

 それでも、今までの病歴などを確認して、薬の使い方の説明や病院で医師に伝えるべきことなどをアドバイスすることは出来ます。

 今回もこのような対応をし、ご本人やサポートするご家族の方々にも説明をしました。

 ただ単に、支援物資を渡すだけが“支援”ではありません。アレルギーとの”お付き合い”の方法を本人やご家族、周囲の人にアドバイスして精神的な不安を取り除くことも大切な被災者支援の一つだと思っています。

お肌のお悩み

 今日はお肌のお悩みについての支援活動の報告をいたします。

 相談相手は宮城で被災された女性の方でした。もともとアレルギー体質でお肌が弱く、化粧品でも肌が荒れてしまうことが多かったのに、今回の災害で、化粧品や化粧水なども津波で流されてしまい、それでも約1ヵ月間は我慢してきたが、もう限界が来ているとの事でした。

 震災から1ヶ月以上たち、スキンケア不足からいつも以上に症状が悪化したようです。このようなご相談は、最近増えてきました。

 支援ネットでは、スキンケアのアドバイスをしたり、必要な方に痒みを軽減する肌着や、低刺激で安全性の高いシャンプー、保湿ローションなどの支援をしています。ただ、お肌の状態は、一人ひとり違うので支援物資で一概に解消されるというわけではありません。

 電話相談でそれぞれの状態を確認し、個別支援をしています。

名古屋事務局 支援活動報告

 第3陣の被災地ボラさんや現地での様々な団体とのネットワークの効果で、支援ネットの活動が徐々に広がっているようです。今日は、名古屋の事務局に福島県いわき市や宮城県宮古市、岩手県大槌町から相談電話が入りました。岩手の被災者とNPOをつなぐプロジェクト(つなプロ)にも数件の相談電話も入っています。皆様、現地ボラさんが貼ってくれているポスターを見ての連絡でした。

 震災から1カ月を過ぎ、被災地からの声は食べ物よりも、長い避難所生活から来るストレスや、ホコリ・粉塵などの生活環境の中で起こる、肌の炎症やかゆみの訴えが多くなりました。また福島県では放射能の影響で、布団が干せないことにより、ぜん息が悪化したのではないか、という相談が寄せられました。

 事務局ではそれぞれの話を丁寧に聞き、お医者さんの紹介や、スキンケアのアドバイス、物資支援の方法などの対応を個別にしました。ご相談をいただいた方に対して物資を送るだけが支援ではなく、話を聞くことやアドバイスをする事で不安を取り除くことも大切な支援活動の一つです。

 また今日は、岩手で活躍中のボラさんに、SOSがあった2件の支援物資を宅配してもらいました。その間に、別のボラさんには、以前活動中にニーズ把握していた方のお宅へ再訪問してもらい、困られていないかどうかお声がけをしていただきました。この方は固定電話しかなく、まだ通信が復旧していないので、連絡がとれないままで、他団体からの協力も得られず心配をしていました。「もう大丈夫」との報告が来たときは事務局一同一安心でした!現地で専属で動いてくれるボラさんがいてくれて、本当に助かります。

 引き続き、被災地でも遠隔の名古屋事務局でも、東北で活動をされている支援団体とも連携して、被災された方への支援活動頑張ります!!