第14報

 アレルギー相談110番は、マスコミによる広報をしたにもかかわらず、全国的にも相談件数は数件でした。阪神淡路大震災の時は、一日に100件を超える相談がありましたので、この違いはどこにあるかの考察が必要です。支援ネットには、お問い合わせが数件あっただけで具体的な支援の要請はありませんでした。
 盛岡と、京都に届いたSOSに対して、サポートをしました。両方とも、疎開をされた方からで、疎開先の医療機関はどこが良いかのご相談でした。アレルギー専門医のいる病院をいくつか紹介させていただきました。
 一方、盛岡の拠点は、ボランティアさんによる「避難所ポスター」(アレルギーでお困りの方ご相談ください)貼り作戦を展開していますので、毎日、ポスターを貼った地域よりSOSが届いています。まだまだ避難所にはお困りの方がいらっしゃることが伺えます。きめ細やかなニーズ把握の方法が必要です。
 そこで、支援ネットから、4/5(火)-4/8(金)の日程で第3便を出し、まだ、支援拠点が作れていない、福島に入り、ニーズ把握・拠点づくり・避難所ポスター貼りをし、仙台・盛岡の拠点にも物資を届けます。また同時に、お申し出くださっていた5人のバイクボランティアさんによる避難所ポスター貼り作戦も各地域で開始いたします。