岩手県各局訪問と冬の気配

 27日は、G車(東北で乗っている日本財団から借用しているベンツのジープ)の5000km毎のオイル交換を忘れており、あわてて盛岡まで走りました。大船渡からは160km以上の距離です。今回は15500kmのオイル交換です。6月にG車を借りたときは3000km程度でしたので4ヶ月で12000km走ったことになります。毎日土日も休まず100kmも走ったことになり、如何に岩手・東北が広いのか改めて実感しています。

 今回の盛岡訪問は急だったので、岩手県各部局との今後の支援活動について話し合いが出来るか心配でしたが、幸いにも、どこの部局とも時間調整が出来、かねてから行かなければと考えていた県栄養士会にも訪問することが出来ました。その日はそのまま盛岡で一泊し、翌朝、今度は釜石市に向かいました。出来るだけ山越えを避けて走りましたが、それでもアップダウンは避けられず、山間の「朝霧」をなんども通り抜け、車の暖房も冬並みに暖かくして走りました。 途中、すでに電光掲示板には「凍結スリップ注意!」も・・・。道路の電光表示は4度でした。(エッーと思わずつばを飲み込みました!)秋を通り過ぎて冬の気配といってもまだ紅葉は殆どみかけません。 来週あたりの大陸から張り出す寒気を伴う高気圧は東北の山に初雪をもたらすかもしれません。 こうした高気圧は急激な乾燥も持ち込み、ぜん息発作を引き起こすことになります。すでに、大槌町の小児科の先生から「ぜん息がこれから心配なので、ネブライザーを用意してほしい」との依頼がありました。東北にいないと実感できない季節の変化を痛感させられ、早くも冬支度を本気で考えないといけないこの頃です。同時に、仮設の皆さんはどうしているのかと案じられます。