「アレルギー疾患研究会」報告

東北事務局からの報告です。

 7月23日(土)岩手県盛岡市で「第1回いわて小児アレルギー疾患研究会」が開催され出席しました。世話人の赤坂先生のお話では震災前から研究会の準備をされていたそうですが、震災で開催が延びていたとのことでした。

 指定講演として、大船渡病院の副院長渕向先生から「東日本大震災の経験」、赤坂先生から「日本アレルギー学会の支援活動について」のお話がありました。いずれも、先生方による震災時の医療現場での活動は、相当なご苦労されていたことがよく分かりました。

 また、特別講演として岩手医大の山内先生が「小児喘息と成人喘息のかかわりについて」を、お話をされました。その前半では、災害時に喘息など呼吸器の疾患が悪化している報告が実際の症例などの解説を交えお話され、これから秋に向かって喘息が悪化する時期だけに注意が必要だと改めて感じました。そして、本題のお話では小児期から大人に移行して喘息がある方ほど重症の型が多いということや早くから吸入ステロイドによる炎症の抑制が効果的であることも症例報告の中で強調され、小児期における「吸入ステロイド」による治療の必要性がよく分かりました。

 研究会には多くの方が参加され大変盛況で、小児アレルギー学会に参加される先生方のご活躍は本当に心強く感じられた日となりました。