支援統計(7/31調べ)
7月31日現在のこれまでの支援統計です。
7月は先月より相談電話は2件多く、また、先月よりも喘息の相談が増えました。瓦礫撤去をしていて喘息が悪化したり、津波で吸入器が流失してしまったり…と喘息の相談はなかなか減りません。今後も注意が必要です。
また、個別相談ではありませんが、東北事務局の支援活動で、アレルギー対応のお菓子類などを子育てサークルなどに提供しています。東北事務局からの活動報告は近日中に当ブログにアップする予定です。
東日本大震災で支援を必要とする「アレルギーっ子と家族」と
支援したいと思っている「全ての人」をつなぐ情報交換用ブログです。
7月31日現在のこれまでの支援統計です。
7月は先月より相談電話は2件多く、また、先月よりも喘息の相談が増えました。瓦礫撤去をしていて喘息が悪化したり、津波で吸入器が流失してしまったり…と喘息の相談はなかなか減りません。今後も注意が必要です。
また、個別相談ではありませんが、東北事務局の支援活動で、アレルギー対応のお菓子類などを子育てサークルなどに提供しています。東北事務局からの活動報告は近日中に当ブログにアップする予定です。
今週の支援依頼の相談電話は2件で、食物アレルギーと、喘息と皮膚炎についての相談でした。ともに宮城県にお住まいですが、震災でもともとの自宅では住居が困難になり、近隣の仮アパートで現在は生活している方でした。
今回はNHKのデータ放送で支援について知ったとのことでしたが、一番辛い時期に支援の情報が伝わっていたら、避難生活で症状の悪化を軽減できたかもしれません・・・。悔やまれることですが、今回の相談で、避難生活で悪化してしまった症状が少しでも良くなるように支援をしています。
その他にも、継続支援をしている方や、現在も状況を見ながら(新たな引越し先の生活環境など)支援内容について相談中の方も5名ほど対応中です。
今週は、ラジオで支援窓口を紹介されたとのことで、放送日だけで4件の電話相談がありました。結果的に、相談数は7件で、福島県2件、新潟県2件、宮城県2件、岩手県1件でした。ラジオ以外では、3月~5月にボランティアさんによって掲示して貰った支援窓口紹介ポスターを見て、連絡をしてきてくれました。
状況は様々ですが、食べ物であったり、日用品であったり、医療相談だったり、担当者が個別対応いたしました。
これまで、支援ネットがお受けした電話相談数は121件になりました。支援ネットが間接的物資支援(相談は他団体が受け、物資の要請のみ支援ネットにしたケース)で報告を受けた数は、72件になります。その他、継続支援のお申し出があった場合には、それぞれ必要な物資をお渡ししております。
また、東北事務局では、被災地の復興支援をアレルギーという側面から支える活動をしております。子育てサークルなどのイベントに参加したり、アレルギー対応の食事提供などを他NPO団体と協働で行ったり、
「アレルギーっ子の防災セット」http://www.alle-net.com/bousai/bousai-set.html
の普及活動をしていく予定です。