陸前高田の育児イベント参加

 午前に陸前高田市内で活動再開した子育てサークル「きらりんきっず」の「おやこの広場」に参加してきました。前回、訪問した際にお母さんたちからたくさんの質問を受けましたので楽しみな広場の一つです。

 今回もスタッフ入れて10人程度の参加でしたが、その内、卵アレルギーの子が一人とぜん息のお子さんがいる方2家族参加でした。なんと、お母さん2人も(スタッフも方も)ぜん息で、吸入器が津波で流されており、毎日薬を欠かしたことがなく、これから心配とのこと。

 さっそく手持ちの2台の吸入器をお渡ししました。お母さんたちも予想もしていない展開に大変驚かれていました。(何より、驚かれたことに一番ビックリしたのは私本人ですが…。具体的な支援内容を書いた私たちのポスターを見ていないことも改めて痛感。)スタッフの方も含め皆さんが津波で家を流され仮設住宅や民間のアパートにすんでいる方ばかりでした。

 また、14日の夕方、大阪西宮から届いたばかりのパンとケーキ、クッキーを支援しました。卵アレルギーの子も安心して食べて、他の子どもたちも一緒に口の中にいっぱい!パンを入れていました。「なかなか卵を除去したお菓子が今なくて困ってる」と言っていたお母さんたちも「今日はお昼食べなくてもいいくらいね」と嬉しそうに子どもたちの様子をみていました。

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震災がつなぐ全国ネットワーク

  アレルギー支援ネットワークは、もともと防災活動(東海・東南海地震を想定)とし て「震災がつなぐ全国ネットワーク(以下、震つな)」に参加しています。このネットワークは日本全国からさまざまなボランティア団体や人道支援団体などが参加しています。

 この度、震つな主催の第4回・東日本大震災仮設支援連絡会が東京で開催され、アレルギー支援ネットワークもこれまでの活動報告と活動の中で見えてきた課題の共有と解決法の模索のため、参加いたしました。

「震つな」についてはこちらから: http://blog.canpan.info/shintsuna/

 どの団体もそれぞれの特性を活かし、現在も被災地で支援活動を行っており、仮設住宅での生活支援や新たなコミュニティー形成、行政との連携などの課題を共に乗り越えるため、日々奮闘しています。

岩手県山田町 大沢保育園からのお手紙

お礼のお手紙を頂きました。
以下、本文です。

「やっと暑さがやわらぎ過ごしやすい頃となりました。震災から5カ月が過ぎ、町の中も色々とお店が開店したり安心して生活出来るようになってきました。
アレルギー支援ネットワーク様には子ども達への沢山のご支援ありがとうございました。子ども達は4月当初はストレスからか、湿疹がひどかったり、かゆいと身体の訴えがあったことがありました。子ども達の生活も仮設入居でやっと落ち着き、安心できたと思います。9月には運動会を計画していますので張りきっています。子ども達には沢山の皆さんの温かい応援で感謝の気持ちを忘れることなく大きくなってほしいと願っています。アレルギー支援ネットワークの皆様方もお身体を大切にこれからも頑張って下さい。ありがとうございました。」

お礼状