第5報
13時から支援ネットも所属しています、「アレルギーの会全国連絡会」の運営委員会が、支援ネットの事務所で開催されました。22年度の運営委員に加え、災害担当の「アトピッコ地球の子ネットワーク」と「アレルギー支援ネットワーク」が加わって、今回の震災における救援活動の、現状報告と、今後の活動についての話し合いをしました。名古屋までお越しになれない会の運営委員さんは、インターネット会議の形で参加しました。(Skype利用)
被災地にある患者団体を拠点として、災害担当の団体が中心になって支援活動を行い、それ以外の会は、それぞれの会ができる範囲で業務を分担してサポートをおこなうことを確認し、情報の共有、支援体制の組み方をどうするか、など熱い議論が3時間以上かわされ、今後の方針が固まりました。
夜には、発災後、支援ネットにSOSがきた、多賀城市内のアレルギー患者さんお二人と、再度、連絡がとれました。
多賀城市役所の健康課よりヘルシーハットに連絡があり、保健師さんが避難所をまわり食物アレルギー対応の必要なかたの情報を集めてくださっていること、要望としてあがった、アレルギー用粉ミルク、おかずになるもの、おやつ、パン、 レトルト食品などは、近日中にヘルシーハットさんが市役所まで届けてくださる予定であることをお伝えしたら、本当に喜ばれ、安堵しておられました。
おひとりは自宅にいて、先日、行方不明になった、アレルギー食(結局不明のままですが…)を、坂総合病院や市役所にとりにいったりされていましたので、今回も市役所に物資が届けばとりにいけると思いますとのこと。市役所の担当者から電話もいただいたそうです。
もうお一人は、多賀城市内にある実家に疎開をされていましたが、事情があって 城南小学校(避難所)に移動して避難をされていました。おにぎりやパンの支給があり、小麦のアレルギーのため、パンのときはおにぎりと交換をしていただいているとのことで、なんとか過ごせています…とのことでした。
SOSをいただいてから物資がお手元に届くまで、実に、10日以上かかることになりそうです・・・。