第4報
発災後、1週間たちました。その間、20名以上のアレルギー疾患をおもちの患者家族の方からSOSが入り、アレルギー対応物資のある場所(拠点)をお知らせしたり、相談にお答えしたり、市役所や社会福祉協議会の方への橋渡しをしたり、新たな拠点を作るための交渉をしたり・・・被災地であるがゆえに、携帯電話が思うようにつながらず、被災された方の不安な思いを考えるといたたまれない気持ちにもなりました。
アレルギーの子どもをもつ全国のお母さんお父さんからは、自分たちにできることを一生懸命考えました、と寄付金をいただいたり、専門知識を生かして自宅でできる仕事をしますと連絡をいただいたり、アレルギー用の物資を送りたい、と連絡をいただいたり・・・たくさんの温かいお気持ちをいただきました。
また、事務局におけるボランティアスタッフを募集すれば、20人以上のかたから、ご連絡をいただき、今日は4人の方にお手伝いいただき支援活動をすすめました。
3/20には、名古屋から第2便が出発して新潟の拠点で物資などを積み、再び、山形経由で仙台にはいる予定で準備をすすめています。
支援物資のお申し出をいただいた企業の方との連絡、車両や運転ボランティアさんの募集・手配、被災地での新たな拠点づくり、避難所に「アレルギーの患者さんへお知らせ」のポスターを配ったり拠点から患者さんへ物資をお届けしたりするボランティアさんの募集、など、またたくまに一日が過ぎました。
避難所で不自由な生活をされているだろう患者さんには、まだまだ、私達の支援の手は届いていません。
私達は、被災地でお困りの患者さんに、直接、確実に支援物資をお届けすることができるような仕組みづくりを全力でおこなっています。