岩手県八幡平市

 前回の報告の続きです。

 岩手県八幡平市の宿泊は、八幡平市自然休養村なかやま荘でした。最終チェックインが19時なので間に合うかと心配しつつ、信号も何もない道をカーナビは「右に曲がれ」といってきます。真っ暗なのと道が細いため分からず、何度も行き過ぎては戻りつつ、ようやくたどり着いたのは、受付時間ギリギリでした。(が、何とか辿り着けた事に一安心でした。)

 紅葉の見ごろと聞いていたので観光客がさぞかし一杯なのではと、予想していました が、お客の姿は殆ど見ません。宿の方は、例年は八幡平は早くから賑やかになるのに、紅葉の見ごろの時期というのに今年は人が少ないと、嘆いていました。

 平泉にはお客が増えているようですが、こうした観光地はまだまだのようです。地元、岩手などの人が動かないと観光客は少ないのかもしれません。東北の被災地の人々が、早く観光を楽しめるようになることを改めて願わずにはおれません。

 「かけ流しの温泉」となっていたので唯一の楽しみにと、まずはお風呂に!ほのかに温泉のにおいがします。お客さんも私を除いて一人だけ!(ラッキー?)

 一息ついて、食事何処に。これまた、お客は私一人だけ!(もう一膳並べてあるもののお客は来ません)いつも一人食事ばかりで賑やかな食事何処を期待していただけに、ちょっと寂しく、テレビを相手に食事です。ビジネスホテルよりも安いだけに贅沢はいえませんが、嬉しかったのは鍋があり、温泉のぬくもりと相まって体が暖かくなりました。

 暖房をいれずに布団を敷き、寝るものの、夜中に寒くて目が覚め、かけ布団をもう一枚掛けなおしました。八幡平は現在の活動拠点・大船渡より少し寒いと実感です。

 チェックアウトの際、宿の方は名古屋の住所を見て、観光と思ったのでしょう。「今日一日いい天気のようなので、よかったですね。楽しんでください」と。なんとなく言いそびれて「有難うございます」と返事。

 なかやま荘から八幡平を見ると紅葉しているのが分かります。後ろ髪引かれながら岩手県庁のある盛岡市へ向かいました…。

中山荘

中山荘から眺める