釜石市保育園訪問:中妻子どもの家保育園
中妻子どもの家保育園。被災した子どもが毎日13人ぐらい来るとのこと。写真をというと、栄養士さんらが「園長先生代表で」と。玄関でカレーを持っていただいているところを映しました。
東日本大震災で支援を必要とする「アレルギーっ子と家族」と
支援したいと思っている「全ての人」をつなぐ情報交換用ブログです。
中妻子どもの家保育園。被災した子どもが毎日13人ぐらい来るとのこと。写真をというと、栄養士さんらが「園長先生代表で」と。玄関でカレーを持っていただいているところを映しました。
釜石神愛幼児学園の園長先生と栄養士さん。卵・乳のアレルギーっ子が2人いる。菓子も渡すと喜ばれました。
今日は東北事務局の宮田スタッフは静岡から駆けつけたボランティアさんと一緒にエコライス号(長岡の協力団体から借りている2tトラック)に乗って新潟県長岡市まで支援物資の永谷園のアンパンマンカレーと福島県郡山市の米粉麺をとりに行っています。大船渡着は明日8日別のトラックをレンタルして帰ってきます。
さて、栗木は「震つな」から借りた日本財団のROADプロジェクトのベンツ車(なんと!憧れのベンツです・苦笑、ジープですが、車に違いはない)、左ハンドルにもようやく慣れて、走り回っています。
大船渡の宿泊所(気仙沼教育会館)
昨日、釜石市を訪ねたので、今日は釜石にある保育園への訪問です。
釜石市には10の保育園がありましたが、2ヵ園が津波で被害にあい開園されていません。子どもたちは慣れない園にそれぞれチリヂリに10人から10数人単位で別の保育園に通っているそうです。
10ヵ園の内、公立は1つしかなく、他は私立で、本日は6つの園を訪ねることができ、5つの園で園長先生らとお会いすることができました。
公立の園はアレルギーの子は3人で1人はアトピーの子、2人は生卵とマヨネーズはダメだが加熱卵ならOKで、支援物資は「除去はしていないので支援の必要な保育園にお渡しください」ことでした。
医師によって診断が違うことと、保育園で除去しても家庭では(除去)していないこともあり、保護者との意思疎通が難しいとのことでしたので、「ぜん息予防のためのよくわかる食物アレルギーの基礎知識」とアレルギー学会が作成したパンフなどをお送りし、保護者の方に渡していただくことになりました。
6つの園では全ての保育園に何人かのアレルギーっ子がいることが分かりました。
アレルギーの子と他の子が一緒に食べられるカレーと米粉麺を使った名取市で行った試食会の調理を話すと、どの栄養士さんも「作ってみたい」といわれ、「アレルギーの子も含めてみんなが一緒に食べられる給食をぜひ作ってください。」とお願いし、3回分程度の給食材料となる支援物資をお渡しすることができました。
それぞれの保育園の様子は個別の記事に分けて紹介します。