第7報

 下記の被災地内拠点は終了しました。ご相談は、アレルギー支援ネットワーク東北連絡所へお願いいたします。

〒022-0003大船渡市盛町字東町14-2 気仙教育会館内
アレルギー支援ネットワーク 東北連絡所
代表 栗木成治
070-5641-3107
090-1628-4359

以上、追記:2011.9.8
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 【被災地における活動】
 10:00に、岩手県(盛岡)の拠点・岩手県社会福祉協議会に、支援ネット・栗木、ボランティアドライバーKさん、拠点の責任者・盛岡アレルギーっ子サークル「ミルク」の代表・藤田さん、藤田さんのご主人、ご主人の弟さん、藤田さんのお父さん、「ミルク」の会員さんのご主人たち、アレルギーっ子たちを何とか助けてあげたいと集まってくださったボランティアさんたち、エコ・ライス新潟の豊永さんと息子さんが、打ち合せをして、8台の車で、宮古市・大船渡市・陸前高田市・釜石市 などの自治体や避難所などを回り、情報収集と、アレルギー対応物資の拠点のお願い、「アレルギーの患者さんへお知らせ」ポスターの避難所での掲示のお願いをし、アレルギー対応の物資をおいてきました。
 ほとんどの市町で、災害対策本部や保健センターなどが、責任をもって物資を預かり、避難所への広報もしてくださることになり、私達の願いがかないました。アレルギーでお困りの方のニーズにお応えできる準備が進み、たくさんのボランティアさんたちに感謝です。
 また、朝、田野畑村役場に勤めている藤田さんの友人の従兄弟からの情報で、田野畑村にペプチドミルクが必要な子がいるとのSOSが入りました。岩手県(盛岡)の拠点にはアレルギー対応のミルクがありません。
 これについては、いち早く、森永乳業・盛岡営業所が、ニューMA1とMA-miを準備して、支援のお願いをしてから1時間で、岩手の拠点である県社会福祉協議会まで、とどけてくださいました。迅速な対応に感謝しています。
 以下「ミルク」の藤田さんと、支援ネット・栗木の報告です。
  以下の6か所が拠点となってくれます。

 ● 大船渡市役所 福祉事務所生活福祉部保健福祉課
  岩手県大船渡市盛町字宇津野沢15
   :0192-27-3111 内線185
 担当者:平山 求(もとむ)生活福祉係長日赤担当

 ● 宮古市役所 新里トレーニングセンター
  岩手県宮古市刈屋第17地割3
   0193-72-2669 080-5949-8139 080-5949-8136
 担当者:田口さん、長沢さん

 ● 陸前高田市役所 学校給食センター
  岩手県陸前高田市高田町字鳴石112-11
    0192-55-2073
 担当者:村上 弘人

 ★ 陸前高田市の災害対策本部・・・ポスター貼りをしました
 ★ 希望ケ丘病院・・・ポスター貼りをしました

 ● 田野畑村役場 保健センター
  岩手県下閉伊郡田野畑村田野畑120-3
   080-2108-1342
 担当者:三田地さん

 ● 釜石市 災害対策本部
  住所:釜石市鈴子町22-1
   080-1819-7260
 担当者:寺田尚弘 釜石ファミリークリニック院長

 ● 山田町役場 健康福祉課
  岩手県下閉伊郡山田町八幡町3-20
   0193-82-3111 090-4041-3167
 担当者:芳賀 善一 主任

 ・ 宮古市のポスター掲示及び需要調査について
 宮古市の担当者の意向により、市役所の災害対策本部を通して行うことになりました。避難所を巡回している保健師さん等が、ポスター掲示及び需要調査をしてくださるそうです。各避難所のアレルギー対応食の需要を吸い上げて、トレーニングセンターを通して、必要な避難所に配るそうです。なお、現時点ではアレルギー対応食に関する需要は報告されていないそうです。窓口になった担当の方は次のとおりです。
 (社会福祉協議会の方と勘違いしておりましたが、市の方でした。何か連絡する場合は、避難所個々に連絡するのではなく、市役所を通してほしいとのことです。)

 宮古市保健福祉部 福祉課 地域福祉担当
  佐々木幸夫(ささき ゆきお)主査
   090-4557-8642

 ・ 宮古市の避難所の状況
 宮古西中学校
  避難所は校舎内の特別教室でした。避難所内にいた避難者は3名で、子供はいませんでした。アレルギーに関する需要はありませんでした。
 津軽石小学校
  避難所は体育館でした。避難所内にいた避難者は十数名で、子供もいました。アレルギーに関する需要はありませんでした。到着した時点で、ポスターはすでに掲示されていました。

 アレルギーがあって困っている方は声をあげてくれればいいのですが、親族が亡くなっていたりまだ安否確認できていない方がいると余裕がなく大きな声で訴える事もできないような精神状態なのかもしれません。こちらから聞いたりポスターを見れば声をあげてくれるのかもしれません。

 【事務局の活動】
 地元紙「中日新聞」の朝刊に大きく「被災地のアレルギーっ子に対する支援」の紹介がされましたし、昨日一昨日も、日経新聞や朝日新聞で同紹介がありましたので、朝からお問い合わせの電話対応に追われました。ボランティアに応募してくださったり、支援金をお振り込みいただけるご連絡、物資のご提供など皆さんの温かいお気持ちをいただきました。
 また、今日も三人のボランティアさんのご協力をいただき、各拠点の最新情報の掲示・支援物資の整理・災害ボランティアさんとの連携のお願い・森永乳業にアレ対応ミルクのご協力のお願い・盛岡での活動のサポートなど行いました。
 現地で活動をしてくださった皆さんのおかげで、今日はたくさんの拠点を作ることができました。事務局は後方支援しかできませんが、皆さんが無事に活動を終えてくれてほっとしました。

 明日、支援ネット第二便は、
  ● せんだい・みやぎNPOセンター・・・アレルギーっ子の災害救援活動についての相談
  ● 仙台消防学校(物資の拠点)・・・支援ネットからの要請にもとづいて名古屋市から拠出していただいたはずのアレルギー対応のアルファ化米を、市が一般物資として仙台消防学校に送ってしままったため、その捜索
  ● 宮城県立子ども病院・三浦先生訪問・・・被災されたアレルギーっ子の今後の支援活動の協力体制について相談

 そして、エコライス新潟さんとともに、深夜に新潟に帰る予定です。

 田老町

田老町2

釜石支援対策本部



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