岩手県大槌町の給食センター
今日は教育委員会と話し合った後、大槌町の学校給食センターに訪問することにした。
少し離れた、吉里吉里(きりきり)の場所にある。もう13時近い、給食の配送はすでに終わっている時間だと思い、訪問することに。栄養士の方に会うことができた。
「あくまで災害時の簡易給食」(救援物資で届けられた食材を主に使用した献立)、「アレルギーと区別する容器がないので、できるだけ卵などを使わない献立。抜いても1つだけを取り除けるように工夫し、アレルギーの子もできるだけ食べられるようにしている」と強調されていた。アレルギーの子どもの人数を聞くと104人もいるとのこと(震災前、全部で1100人ほどの食数)。
1100人分のどんな食材の提供ができるか、大いに検討の必要がありそうだ。栄養士さんらにお礼を言って、どんな支援ができるか検討する旨をお伝えした。
6月の献立表。米食の和風献立で、これなら食べられる子は確かに多い。栄養士さんの工夫と苦労が伺えた。私たちの目標でもある「アレルギーの子もみんな一緒に食べられる」給食が被災地で実践されている。すばらしい!