被災地・被災者の様子

釜石市内に残る傷跡

 釜石市内の保育園を訪問している途中で見かけた市内の様子です。

110608現地写真⑪傷跡
釜石市内、港に近いところは未だに大きな傷跡を残したまま。復興には程遠い。

110608現地写真⑨消石灰か?
国道の下がった道では大きな津波浸水想定区域の看板が目立つが・・・
瓦礫の粉塵だけでなく街のいたるところに白い粉、消石灰か?喘息発作がでて当然

被災地のアレルギー患者から:福島県南相馬市より

 「私は先日そちらにお電話を差し上げた福島県南相馬市の●●です。思いもよらず衣類まで送っていただき、驚いたのと同時に感謝の気持で一杯になりました。原発の収束も困難な中で必要な物が手に入らず困っていたところでした(努力はしていますが)。

 私の母も痩せ型で肌着選びに苦労していたので、今回、母娘共々喜んでいます。そして、病院の紹介まで本当に有難うございました。

 皆様の健康と更なるご活躍を福島の地より祈っております。」

 支援ネットは専門医療相談をお受けし、医療機関をご紹介するとともに、症状に合わせた物資(今回は衣類)を支援しました。

支援者訪問報告⑥≪番外編・再び相馬へ!≫

 ・実は2回目の訪問先の相馬市の避難所の方から、「子どもがもう一度会いたい!」って泣いていると連絡が!
・そこで、急きょ岩手から名古屋への帰り道に再び相馬にサプライズ訪問しました!

【2回目の相馬訪問報告】

 最後の訪問地として、相馬市の体育館を訪ねました。こちらは子供が非常に多く、にぎやかな雰囲気がうかがえました。ただ、大人の方々は疲労の色が窺え、避難所のリーダーの方も疲弊しきっていたため、長い避難所暮らしの限界がきているように見受けられました。岩手県内では他県ナンバーや災害支援車両を昼夜問わず見かけましたが、福島県内ではそのような車は少なく、相馬市内にいたってはほとんど車が走っていないなど、県ごとの支援状況に違いが見られました。原発の影響に対する不安が大きいのだと思われます。

 こういった状況から、福島県内にはまだまだ多くのアレルギー関連のニーズが残されているように感じました。

110511相馬市(帰り)②